バレンタイン翌日ss
スティール学園の2月15日、カフェテリアにて。
ジャイロとジョニィにチョコを渡すルーシーとHP。
ジョニルー
ジョニパン
ディエジョニ
※ジョニィが女子二人に手を出しています。苦手な方は回れ右!ちなみに彼女たちと体の関係はありません。
では、↓からどうぞ!
「ハァイ」
「ハイ」
「オウ、今日来るの遅かったな。俺ら飯食っちまったぞ」
「HPとチョコ配ってたの」
ねー、と同意を求めるルーシーに、HPはああ、とクールに相槌を返した。
「チョコォ?なんでだよ」
「日本の女の子はバレンタインデーに好きな人やお世話になっている人にチョコを渡すのよ、今年のバレンタインデーは日曜だったから一日遅れになっちゃったけどね」
「女は好きだねぇ、こーゆーの」
「ハイ、チョコ」
可愛くラッピングされた箱をルーシーからいただく。
「おお、サンキュー…、手作りか?これ」
ルーシーはキュートにウインクした。
「HPと作ったのよ」
「ウソだろぉ!?HP!!おまえそのナリで手作りチョコとかハッキリ言って冗談キツ…「くらえッッ!!」グフゥッッ!」
肘鉄を食らった。悶絶。
「ジョニィ、チョコよ」
「…あー、………ごめん、ぼくチョコ苦手なんだ。もらっても食べれない」
「あ…、そっか。ジョニィ甘いの苦手だもんね…」
「うん、ホントごめんね…、折角作ってくれたのに。HPも、ごめん」
「いや、謝らなくていい。ジョニィが甘い物が苦手なのを忘れていた私たちのミスだ。ジョニィには後で別のモノを用意するよ、な、ルーシー」
「ええ」
「別のものくれるの?」
「ジョニィの好きなもの、何がいい?」
「うん、好きなもの…そーだな…う~ん」
「……あ、思い付いた。HPもこっちきて」
「ん?なんでだ?」
ジョニィを挟んでルーシーの反対側に座るHP。
「そりゃジャイロのヤツに聞かれたくないからね」
「「wwwwwww」」
「ああ?!このやろうっ」
「「「wwwwwwww」」」
クソ!!楽しそうにキャッキャしやがってコイツら!
「ほら、もっとこっち来てっ」
とルーシーとHPがジョニィの顔に影が出来るほど近付いた瞬間。
「捕まえた!!」
「「きゃあッ!」」
「二人ともかわいいっ」
二人の腰をガバッと掴んでチュッチュッと交互に二人のほっぺたにキスをしだすジョニィ。
「離してよ!」
「やめてジョニィ!!」
「あ、シャンプー替えただろHP」
「い…っ×◎△□…ッッ!!!耳元でしゃべるな!!!!」
ジョニィの腕は細っこいが、腰をやって2年ほど車椅子生活を送っていたこともあり腕力は強い。かなり強い。
その腕に捕まった女子二人はキャアキャアと抵抗するも抜け出せないようだった。
腕力だけってなると俺だってたまに負けるもんよ。
女子二人の腰をがっちり掴んで、右に左に、二人の顔が真っ赤になるまでキスしまくったジョニィはパッと離して何事もなかったようにスマホを手に取った。
両脇に女を抱え、つまらなそうにソファに凭れかかりスマホを弄るジョニィ。
おめーはヤクザのドンかなにかかオイ。
「うう…、油断したぁ」
「ごちそうさま、美味しかったよ」
「クゥゥ!畜生!覚えとけよ!!行くよHPしっかりして!」
顔に似合わない捨て台詞をはいたルーシーが腰が抜けたHPを引きずって店を出た。
「…で、何だったんだ、あいつら」
「ホワイトデーの三倍お返し狙いだろ?セコい手使いやがって、来月どんなお返ししてやろーかな♪」
「ほどほどにしねーと訴えられるぞ」
「でね、チョコ。ぼくも作ってきたんだよ」
「いや、話聞けよ」
トンッと赤い紙袋を机の上に出すジョニィ。
「…おっ、手作りか!おたくもそーゆーの好きだよなァァ」
箱の中には男が作ったとは思えないほど激カワな舌ペロくまちゃんのチョコだ。
「はい、口開けて。くまちゃんチョコだよー、あーん」
と無表情のジョニィが寄ってきて、くまちゃんチョコを俺の口に入れようとする。かなり強引に。
「気色悪ぃなぁ!……おい!やめろバカ!自分で食……ッとその手に乗るかっ」
ジョニィから奪い取ったくまちゃんチョコを口に入れそうになる寸前で箱の中に叩きつける。
「おっ」
「危ねー危ねー。おめーからタダでもらうもんほど怖いもんはねーぜ。くまちゃんチョコは返す!俺は受け取らん!!」
「ジャイロ、ちょっと知恵つけたね」
「コラッおめー人おちょくんのもいい加減にしろよ」
「おい…、おまえ…、まさかそれ……」
と胸を張って赤い紙袋を掲げるディオ。
おい、それ100%混ぜ物入りの毒チョコだぞ。
「食った?」
「ああ、ジョースターくんにアーンしてもらった!」
「お、おい、身体なんともねーか?取り合えず医学部に来い。胃洗浄だ」
「ヤキモチは見苦しいぞツェペリ」
「そんなんじゃねぇバカ野郎!!ヤツはマジだぞ!緊急搬送だ!!」
「ハハ…、大袈裟な……ぐッッ!、これは!?!!」
「どーした!!」
「なんでもない!!」
「おい!待てよ!こら!!!……行っちまったよ。まぁ、走れるならいいか」
「ここにいたかジョースターくん!!!」
「お…、おお。スゴいな…」
「何なんだこれは……!」
「見りゃわかるだろ?勃起薬だよ、チョコに混ぜておいたんだ。…………うん、よく効いてるね。午後はフケるか。さ、行こう」
「い…っ、行くって…どこに…」
「ラブホに決まってるだろ?まさかその格好で講義出るつもりだったりする?優、等、生、くんっ」
「ジョ…、ニィ……ッ」
「えっ?なになにw?我慢出来ないw?一発抜いとくw?ここでw?」
「それは……」
「大好きなお母さんが稼いだお金で大学通ってるもんなァ、講義サボって男とセックスなんてお母さんに会わせる顔ねぇもんなァァー……、脱ぎなよ。少し下ろすだけでいい。早くほら、講義に間に合わせてあげるから」
「…………これでいいか…」
「……うん、床に座って。そう、もうちょっと脱がすよ。ん?……大丈夫だって、人来てない。…………わぁ、カチカチに張ってる……。痛い?すぐに楽にしてあげるよ。大丈夫、寝てていい。大丈夫…だって…。…はぁはぁ、……ほらね…静かにすればバレないよ……、あッ……かたいッ……あ…ッあ…ッそこッハ…ウンンンンッッ!?だめ…ッストップ…ッそんなにッ激しくしたらッヒ…ッ♡…壊れ…♡……アグゥッッ♡♡」
ジョニィくんに構われたい&友達になりたいだけのディエゴくん。
対してただヤりたいだけのジョニィくん。